頭が弱すぎる話

タマ・チャンは驚くほど頭が弱い。 おっちょこちょいと言ってしまえばお茶目でキュートみがあってハッピーエンドなのだが犯すミスの度合がおっちょこちょいでは済まされないレベルである。 今日はコインランドリーで洗濯をしていたのをすっかり忘れていて約2…

美容院で顔にかけられる紙の話

美容院で顔にかけられる紙。調べてみればフェイスガーゼと言うらしい。ファシアンペーパーとかレトリスタとかもっと美容院っぽい専門的な名前がついているかと思ったのに命名がそのまんますぎて心做しか寂しく思った。 タマ・チャンが幼き頃からずっと行きつ…

お父さんの話

先日タマ・チャンは母なるアンジーの話をしたが、今日はお父さんの話をしようと思う。 お父さんはプロレスが大好きだ。 タマ・チャンが帰省した時もずっとプロレスを見ていた。朝からずっと見ていた。 お父さんの推しはジェイ・ホワイトというプロレスラーな…

夏休みの話

夏休みにはしゃぐ子供ほどエモいものはない。 絶賛帰省中のタマ・チャンは音楽を聴きながら電車に揺られていた。中高時代に聞き慣れた駅名のアナウンスと見飽きた車窓からの風景を懐かしみながら、タマ・チャンはボーッとしていた。 田舎だからか微妙な時間…

雨にも負けない話

雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ雪ニモ 夏ノ暑サニモ負ケヌ丈夫カツ健康的ナ体ヲ持チ ソノ体ハ出来レバ 良イスタイルデ 太モモハ細ク クビレガアリ モウ少シ 胸モ欲シイ 可能ナラバ 菜々緒ノヤウナ スタイルガ良イ 慾ハアルケレド ソレヲ制御スル強イ心 モシクハ …

部活の話

タマ・チャンは英語劇部という部活に所属していた。 英語劇部というとなかなか聞き慣れない部活かもしれないが、活動内容は名の通り“英語で劇をする”部活だ。 よく美容院とかである「何部なんですかぁ?」という質問に英語劇部と答えると「えっ!!何する部活な…

好きなアイドルの話

タマ・チャンの好きなアイドルはKis-My-Ft2だ。 なんだかんだで約7年とちょっとぐらい推している。 担当はずっと変わらず北山宏光くんである。 とにかく沼が深い人物だ。よく言われるから先に言っておくが万人受けしない顔であることは理解している。ただ言…

最近の話

コンニチワ❗️ 暇だったのでブログを更新してみました 最近はとっても波瀾万丈な日々だったヨ まず 皆さんご存知だと思いますが タマ・チャンのバイトの制服がなくなりましたこれはココ最近で1番ショックだったよ。 コインランドリーで洗濯してて、気付いたら…

お母さんの話

タマ・チャンには母がいる。 タマ・チャンをこの世に産み落としてくれた母がいる。 お母さんのあだ名はアンジーだ。 一時期WiiFitを家族でやっていたのだが、そこで母が「アンジー〇〇」と自分のMiiに名前をつけたのが始まりだった。アンジーは父姉タマ・チ…

夏が暑い話

日本の四季の内の1つ、夏。 今年もその季節がやってきたようだ。 しかし夏だからといってタマ・チャンは浮かれるような人間ではない。 なぜなら、タマ・チャンは暑いのが苦手だからだ。 暑い中を10分歩くだけで体調が悪くなるような気がしている。少なくとも…

カットモデルになりかけた話

ある日タマ・チャンは女性に駅で突然声をかけられた。 聞いてみれば、髪の毛を切らせてくれる人を探していたそうだ。 髪型を変にされるリスクに怯えながらも、タダという言葉に惹かれてタマ・チャンはその願いを聞き入れた。 これが世に言うカットモデルなの…

遅刻しかしない話

タマ・チャンは遅刻しかしない。 時間通りに間に合うこと、ましてや5分前に待ち合わせ場所に到着していることはほぼない。 タマ・チャンが時間に余裕を持って行動している確率は、スキンヘッドの方の後頭部の謎の皺にコバエが飛び込んで圧死する確率よりも低…

友達の大学にゲリラで行った話

タマ・チャンの友達には友達がいない。 こう書くと彼女に怒られそうだが、大学で友達ができないと日々嘆いているのは事実だ。 今日はその友達を瀬戸さんと呼ぶことにする。 彼女は瀬戸康史と葵わかなを足して2で割ってスパイスでタッキーを加えたような風貌…

バイト先で傘を馬鹿にされた話

タマ・チャンは塾でバイトをするザ・大学生だ。 その日は初回授業の日だった。タマ・チャンの担当教科は数学だ。 めちゃくちゃ緊張していたし直前まで行きたくないと駄々をこねていた。こねにこねた。久しぶりにこねた。 正直のところ数学なんて受験期以外触…