部活の話

 

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タマ・チャンは英語劇部という部活に所属していた。

 

英語劇部というとなかなか聞き慣れない部活かもしれないが、活動内容は名の通り“英語で劇をする”部活だ。

よく美容院とかである「何部なんですかぁ?」という質問に英語劇部と答えると「えっ!!何する部活なんですか?」と言われるのだが、答えは至ってシンプルだ。

“英語で劇をする”のである。バスケ部に何する部活か聞いたらバスケをすると返ってくるのと同じだ。だから、皆さんももし通りすがりの英語劇部員と出会ったら「何する部活なんですか?」とは聞かないで欲しい。

 

タマ・チャン達の学年は、タマ・チャン含めて10人いる。この学年だけ何故か大人数なのだ。

大人数な上に一緒にいることが多いから、うるさい。

タマ・チャンの独断と偏見でメンバー紹介をすれば、英語劇部の同輩は、パンダが好きな佐藤勝利、やべえ女の吉沢亮、ミュージカル女優の多部未華子山口百恵の後継者千眼美子、かあいいけど冷めてる佐々木彩夏、誰よりも乙女な菊池風磨、洒落てるのに抜けてる山本美月、そして以前出てきた瀬戸さんと松井さんの9人である。

お気づきだろうか、英語劇部にはSexyZoneの5分の2が在籍していたのだ。ほぼほぼSexyZoneだ。

もしかしたらこの芸能人には似ていないとクレームが来るかもしれないし、こっちの方が似ていると異議を唱えられるかもしれない。その際には検討するのでぜひご意見をいただきたい。

ちなみに吉沢亮は似ているからではなく、今本人がそう名乗っているのでそう呼ぶことにした。

 

いつだかのノリで10人で“エイゴゲキブズ”というバンドを結成して早3年が経つだろうか、未だ活動は一切していない。

10人という大所帯のため、ボーカルは2人いるしタンバリン、カスタネット、和太鼓がいるしDJがいるしMC担当まで作ろうとしていた。バンド内役割分担が網状脈ほど複雑だ。しかもタマ・チャンは自分の役割がなんだったか忘れた。

活動こそしていないものの、10人のモチベーションはずっと高い。夢は大きく世界デビューだ。

ちなみに曲は作らないくせにタオルとステッカーは既に作ってある。

曲も確かタイトルだけは考えてあるのだが、全く進んでいない。唯一曲の案がちゃんとしているのは「手ぬぐい」という曲だ。包み隠さず言えば、SHISHAMOの「タオル」の大オマージュである。ライブで一緒に手ぬぐいを振り回そう。

 

こんな感じで馬鹿なことばかりやっていたし、おしゃべりや茶番ばかりしていたけれど、もう皆大人になり、会う機会は格段に減ってしまった。

そしてようやくこの前、久しぶりに部活の皆と会ったのだが、ほぼほぼ変わっていなかった。

髪の色や長さが変わり、メイクこそするようになっていたものの、中高時代と変わらない話題で盛り上がったし、うるささは健在だった。

いつ会っても変わらず心地よく、話が盛り上がるのが本当の友達だと、何かで聞いたことがあるような気がするけど、これこそまさにそういうことなんだと思う。

 

 

 

 

 

予想外のいい話に感動した皆さん、

とりあえず皆さんにはエイゴゲキブズのファンとなり、活動をサポートしていただきたい。

そしてまずはエイゴゲキブズを武道館に連れて行ってほしい。

まだ曲はないけど。