後輩からもらった手紙の話
タマ・チャンは手紙を書くのももらうのも好きだ。
ふと思い出して誕生日に皆からもらった手紙を読んでいたら、ある後輩からもらった手紙が出てきた。
その子はめちゃくちゃ他部活で死ぬほど関わりがない子で、何きっかけかも分からないのだが、いつの間にやら毎度毎度挨拶してくれるようになった。ファンだとタマ・チャンは勝手に思っている。
タマ・チャンは女子校マジックの最たる例と言っても過言ではない。ファニーフェイス持ちのタマ・チャンでも男役だったという理由だけでごく少数の後輩にはヒャーヒャー言われた時代があった。
新入生のための劇で『美女と野獣』のガストンをやった時。
終演直後に「本当に、男、あっ、いやっ、女ですか!?!!!?!」と興奮気味に声をかけられ「はーい、男でーす☆」などとくそつまらん返しをしたのを今でも覚え悔いている。タマ・チャンの実力ならもっと気の利いた返しができたはずである。その数日後普段のタマ・チャンのまま新入生のクラスを訪れたら「え〜っ!ガストンがスカート履いてる😣💦」とガッカリされたが、その時も「ハハ、履いてまーす☆」などと死ぬほどつまらん返しをした気がする。
ノーマルの状態で会った時に自分がガストンであることを伝えたら「メガネ取った方が絶対良い〜!」と言われたこともあった。若さゆえの純粋無垢さはいつだって恐ろしいものだ。その時彼女らは4個上の先輩タマ・チャンのメンタルをえぐったのである。しかしタマ・チャンは大人なので、優しい先輩を装い「あ〜そうかな?アハ」などと返した。内心では「いや、メガネしてたっていいやろがい、個人の自由やぞ」という気持ちと「普段のガストン思った以上にブスでゴメンな、期待外れだったよな」という気持ちを抱きつつ。
うちの部活にいる佐藤勝利みたいに(参照:部活の話)普段からずっとかっこよければなんの問題もないのだが、タマ・チャンの場合は大ブスが何故か舞台上でかっこよく見えてしまう現象が起きてしまっているのだ。
逆をとればもしかしたらタマ・チャンはイケメンの演技が死ぬほど上手いのかもしれない。だからイケメンパラダイス第三期をやる機会があったら是非オファーして欲しい。
ちなみに1番騒いでくれていた新入生が入部したのは他の部活だった。いや、なんでやねん。同じ部活入ろうや。
めちゃくちゃ話が脱線してしまったが、後輩からもらった手紙に話を戻そう。
まぁ色々と褒めてくれていたのだが(ありがとう)、大目に見ても首肯し難い部分が1箇所あった。
「顔ちっちゃくて数えたら7.5頭身もありましたよ!!」
ねえよ。
あるわけがないだろ。
わしゃ冨永愛かぁ〜!と私の中のありきたりノブが出てくるところだった。
他の部分でもタマ・チャンには勿体ないほど過剰に褒めてくれていたのだが、明らかにここだけは盛っている。2頭ぐらい盛っている。
もしあったとしたらタマ・チャンはもっと自分のスタイルに自信を持って生きていくし調子に乗ってしまう。調子に乗りすぎたあまり「アンタ何頭身?アタシ7.5」「6.5ないやつはGUで服買う資格なくね?笑」などと周囲にマウントを取ってしまうかもしれない。
いや、もしかしたらその子の目にはタマ・チャンが本当に 7.5頭身 あるように見えていたのかもしれない…
不思議ですよね。こうやって字を太くするだけで不穏な雰囲気が演出できるんですよ。
まぁ無駄かつゴミ演出は置いといて、とりあえず彼女は若干盲目気味にタマ・チャンを褒めてくれていた。それに関してはありがとうとしか返す言葉がない(ブログのネタにしてごめんね)。
彼女の手紙含め、ふとした時に読んで心が喜ぶ手紙を所有できているタマ・チャンってば幸せ者〜!これからも定期的に読み返しちゃうんだと思う。
ちなみに彼女の本命は私の友達の気狂いダンサーである。どういった点が気狂いかというと突然知らない芸人のギャグを披露して一人で笑い出したりする点である。彼女の気狂いさを文字で表現するのは困難を極めるので皆さん会ってみてほしい。
まぁ話が二転三転したが、とにかく皆さんにお伝えしたいのは、タマ・チャンの頭身は7.5もないということである。
こうやって頭身がメインテーマになったからと言って本当は何頭身なのか気になり始めた皆さん。
くれぐれも次タマ・チャンに会った時測ろうとしないように。