ひとりごとの話
タマ・チャンはひとりごとが多い。一人暮らしだからしょうがないのかもしれないが、やけに多い。
例えばものを落とした時。
「全くもう」「ねーえ、なんでェ?なんでなの?」「あぁ、なるほどね」「ハハ!」「おっと、びっくり。びっくり人間登場」「マ?」など、バリエーション豊かである。びっくり人間登場は本当に気色悪い。
橋本さん(参照:妻たちの話)は「マ?」にめちゃくちゃ厳しい。「マ?」と言うと怒られる。
「マ?じゃねえんだよ。ジ?まで言えよ。マ?って言ったらすぐにジって言え。マ?ってなんだよだせぇよ💢💢💢💢」と言われる。
「マ?」への憎しみが尋常ではない。多分だけど「マ?」に親を殺されていると思う。
だからタマ・チャンも気をつけようとはしているのだが、つい出てしまうのでココ最近はめちゃくちゃ橋本さんの怒りを煽ってしまっている。怒っている橋本さんに対してタマ・チャンは「マ?」とつい言ってしまうのでめちゃくちゃ煽ってしまっている。
ついでにちなむと橋本さんの言葉遣いがよろしくなくなったのはタマ・チャンの言葉遣いが非常に悪いせいである。純粋だった彼女の口調が類を見ないスピードで悪化していった。橋本さんの親御さんには申し訳なくて顔合わせできない。
あと人と喋る時もボソボソ喋るからひとりごとだと思われてしまうことが多い。
タマ・チャンと喋ったことがある人は分かると思うが、タマ・チャンの喋り方にはあんまり人に伝えようとする意欲が感じられない。非常に自己中心的なボソボソ感である。
このボソボソ感は絶対に遺伝だ。もうそういう家系である。タマ・チャンの家族の中でハキハキ喋るのはお母さんしかいない。
お姉ちゃんもひとりごとが多いらしい。
家でぺこぱの真似しかしてないらしい。気持ち悪い。この前一緒に出かけた時も何を言ってもずっと「悪くないだろう」で返してきた。
正直うぜえんだよ!!!、とも言いきれない。向こうが松陰寺太勇ならフォレがシュウペイになってやればいい。そうだろう?
お分かりいただけただろうか。お姉ちゃんの熱心な指導のせいでタマ・チャンもぺこぱがちょっと上手くなってしまった。
ココ最近よく出るひとりごとは、「ああ、確かにね」である。誰も何も言っていないのに出てしまう。
しかしこれに関しては言い訳させて欲しい。頭の中で色々考えた上でその思考に対するリアクションとして出ているのである。自分と相談し解決する、自給自足生活を送っているのだ。
だから、タマ・チャンと話している時に脈絡なく「そうね」「確かにね」などのワードが出てきたら、ああコイツはまた何か考え事をひとつ終えたんだなと思って大目に見て欲しい。
そんなこんなでタマ・チャンはひとりごとで自分を励ましながら今日も生きています。
でもやっぱり人と喋るのが1番楽Cですよね。
最近ふと思いついて1人でニヤついてしまったワードは「やーーーい!お前の母ちゃんマルゲリータピッツァ!」です。
ほらね、ひとりごとばっかり言ってるからこうなる。
殺してください。
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