演技の話

 

f:id:c_camore__2106:20200913205734p:image

 

こんにちは!タマ・チャンです!

先日じゃがいもを出そうとしたら袋をめちゃくちゃに破いてしまい、転がる芋たちを目の前に「アァアァァア!オゥマィガァァァアッシュ…」と死ぬほどダサい独り言を発してしまいました。でもその後、タマ・チャンの元バ先でお馴染み某ファーストフード店のポテト並に美味しいフライドポテトができたので、やっぱり料理上手を自称していこうと思います。

 

めちゃくちゃ急に本題だが、演技には憑依型と技術型があるらしい。だからなんだと言われればそこまでなのだが、あるらしい。あるらしいよ。

 

簡単に説明すると、憑依型は役者の心にまで役が取り憑いた感じになるやつで技術型はそうじゃない感じのやつである。

ね、よく分からなかったでしょ。タマ・チャンはめちゃくちゃ説明が下手なのでまぁなんとなくで察してください。

 

タマ・チャンはどちらでもない。憑依されている割には意外と自我はあるし技術があるわけでもない。

 

高二で「私は神だ」が決めゼリフの貴族の役をやった時、貴族の立ち振る舞いを意識しすぎて一時期歩き方と立ち方がずっと貴族だった。

委員長だったから授業始めの号令を担当していたのだが、毎度毎度「…フウォねがいしまァす…っ(低音)(セクシー)」みたいな挨拶になっていた気がする。クラスの子には非常に申し訳ない。役柄のセクシーさに引っ張られてしまった。

その時は何も思っていなかったけれど、今思い返すと死ぬほど恥ずかしい。死ぬほど恥ずかしいな?

憑依されていたということで許して欲しい。

 

別に技術型でも憑依型でもないのだが、言うなれば思い込み型だと思う。

自分がその役本人だと思い込んでるから、役柄のまま人と接してしまう。その貴族の役をやっていた時は基本的に人を見下していたし(最低)子供の役をやっていた時は人へのダル絡みと甘えがひどかったし、ハムレットをやっていた時は非常に人生を憂い常にもの思いに耽りがちな顔をしていた。

あれ?役から何もいい影響を受けていないですね?演劇やめろ?

 

憎しみとかをぶつける演技の時とかにタマ・チャンは加減を知らないのでめちゃくちゃガチで憎いと思っていたしめちゃくちゃ本気で首を絞めに行っていた。頭が悪くて非常に申し訳ない。

 

鬼体調不良だったのにすごく元気ではしゃぎまくる子供の役をやらねばならない時があり、なんとか1時間弱乗り切った直後、号泣して大量の鼻血を出したこともあった。

自分は元気な子供だという思い込みとプロ根性だけで乗り切る女、タマ・チャンである。「プロフェッショナル仕事の流儀」すぎてスガシカオのProgressが聞こえてきてしまう。

 

1番思い込みが顕著なのは、痛がったり苦しんだりそういう演技をする時である。

なんか本当に痛い気がしてしまうし本当に苦しい気がしてきてしまう。

ハムレットのラストシーン、腕を刺されて毒が回るのだが、刺されたことも毒が回ったこともないのに想像と思い込みだけで必要以上にのたうち回っていた。

 

だから頭痛とか腹痛もすべて私の思い込みで、私は体が弱いというよりも仮病のスペシャリストなのではないかと思うことがよくある。

タマ・チャンはメンタルか体どちらかの健康が損なわれると共倒れしてしまう心身直結型の人間なのだが、それもこれもすべて思い込みなのでは・・・?と思ってしまう。

「病は気から」と言われてもタマ・チャンの場合は気が先か、病が先か、まるでコロンブスの卵である。けど、病が先でも気が先でも「結局辛いもんは辛いだろうが」と思うので、「病は気から」という心がけ自体は大切だと思うが、言葉はあまり好きにはなれない。(でも健康は大事だよね!)

 

なんかこの世はすべて私の思い込みからなっているかもしれない。そんな気がしてきた。

 

あれ、もしかして今日のブログって怖い話?

 

https://peing.net/ja/cheeky__6012?event=0