よく食べる話

 

f:id:c_camore__2106:20200312105448p:image

 

タマ・チャンは小さい頃からよく食べる。

おかわりがスタンダードであり、おかわり自由の店でおかわりをしない人に関しては足ることを知りすぎている道家か皇族だと思っている。

 

以前グランドビッグマックのLLセットとうどんを一気に平らげてしまった時は自分の胃を疑った。もちろんタマ・チャンもそこまでのパッパラパーではないので、うどんを買う前に葛藤はした。お金の心配もした。が、それよりも何よりも「うどんが食べたくなってきた」という純粋な気持ちが勝ったのだ。

19歳女性の中では五本の指に入るのではないかというほど理性的で有名なタマ・チャンも食欲にだけは忠実なのである。

 

12時にメガ盛りパスタを食べ、15時にナナズグリーンティーでうどんを食べ、17時にタピオカを飲み、帰宅後普通に夕食を食べた日もあった。なんならご飯はおかわりした。

お分かり頂けただろうか、うどんを飲み物だと思っている節がある。甘いものを食べようとしていたはずなのにタマ・チャンがオーダーしていたのはうどんだった。

ちなみに友達は「泥水っぽい」と言いながら黒ごまのなんかを飲んでいた。灰色のせいで入っていた白玉に気づかず謎のサプライズ演出に遭遇していて面白かった。

 

腹八分目という概念を学んで欲しい。腹八分目で満足せず入るだけ入れて後々苦しくなって後悔するというアホみたいなことを毎度やっている。全て満たされるまで思う存分食を楽しみたいのである。

もし学ばないとしても、主食は1度の食事で1品というルールにだけはちゃんと従って欲しい。家庭科の授業で習ったことを全く活かしていない食生活である。家庭科が苦手だったのも今考えれば納得がいく。もうちょっとで成績がオール10だったのに、よりにもよって家庭科のせいで逃したことがあった。いや、どんだけ家庭力及び生活力ないねん。

あっ💦いけない💦タマ・チャンが秀才だったのがバレてしまいました💦

 

 

ウザイと思いましたよね?同感です。

 

 

これだけ食べているのに身長は一向に伸びない。なんなら実際の身長より小さく見られることが多い。

同じくらいの身長の子に自分の身長を告げると「え?私より小さいと思ってた」「え?そんな大きいの?笑」と高確率で言われる。1ミリも盛らず真実を告げているだけなのに疑われる。

なんでだよ。おかしいだろ。なんで小さく見えとんねん。なんでびっくりしとんねん。あるわ。あるだろ。などとタマ・チャンは若手芸人ばりに一通りツッコむ。

タマ・チャンからしたら目線が同じだから同志だとばかり思っていたのに片思いだったのだ。切ない。

 

そんなタマ・チャンも今は一日一食生活を強いられている。嘘をついた。強いられてはいない。

食欲不振真っ只中である。いや、食欲に忠実に従うほどの活力がないと言った方が正しい。

 

家がフードコートだったら楽なのになあ。

 

でも、DSを持ったキッズに居座られるのはキツイかもしれない。

 

いや、逆に楽しいな。キッズと友達になろう。キッズにゲームを教えて貰いながらマックのポテトをシェアとかしちゃったりしよう。たまには奮発してキッズにサーティワンでスモールダブルぐらいは奢ってやってもいい。ポッピングシャワーとかキャラメルリボンとか無難なとこを買っとけばキッズは喜ぶに違いない。

 

でもキッズは親御さんに止められるのだ。「もうあのお姉さんと遊ぶのはやめなさい」と言われて。

キッズは家には来なくなる。キッズはきっと私のことを忘れて同級生の友達と公園でドッジボールをするのだ。そんなことをタマ・チャンはつゆ知らず、1人でベリーベリーストロベリーを食べながらそのキッズをフードコートで待つのである。

 

寂しいな。

 

 

・・・寂しいな。

 

https://peing.net/ja/cheeky__6012?event=0