知らない人に話しかけられた話

 

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大きくなったら絶対に吉永小百合みたいな素敵な女性になるぞ〜!と意気込んでいたのですが、自分の性格を分析してみた結果、クレーマーババアもしくはモンスターペアレントPTA会長になる将来しか見えません。吉永小百合になりてえよ!どうも!タマ・チャンです!もしタマ・チャンがそうなりそうになってたら全力で注意してください!

 

 

タマ・チャンは先日電車に乗っていたときに、急に知らないお兄さんに声をかけられました。

 

中央線と総武線の違いを聞かれたのです。

「僕こっちに来たばっかりで💦」と言われ「いやアタシもなんだけど💦」と思ってしまいましたが、タマ・チャンは東京の電車に全く詳しくないなりに必死に知っている情報をお教えしました。まぁ来たばっかりではないんですけど、心だけは上京一年目なので東京について何も知らないも同義です。

 

そしたらなんか急に向こうが世間話を始めてきました。世間話への導入スムーズなこと、営業一位セールスマンのごとしといったところです。

一度愛想良く話し始めてしまった以上引き際がわからず名前とか降りる駅とか大学とかを色々話す羽目になってしまいました。

 

お兄さんは教習所が偶然同じだったことをめちゃくちゃ強調してきました。「ほら、教習所同じじゃん?」「教習所同じ仲間としてさ、」とかめっちゃ言ってきました。

タマ・チャンは思いました。いや…教習所同じぐらいで運命感じねえよ…教習所にそんな帰属意識持ってんのお前だけだろ…と。てめえはまだ所属してるかもしんねえけどアタシはもう卒業してんだから一生行かねえんだよ…と。

 

あと何故かUber eatsの勧誘をされました。

Uberさ、今始めると1万もらえるんだよ、1万」「だからさ、俺が1万もらうでしょ?それをさ、たまきちゃんに渡せばいい、ね?」と言われ、(なんでてめえを経由しなきゃならねえんだよお前絶対渡さないやん)と思ってしまいました。

「たまきちゃんは受け取りと渡すのだけやればいいから運ぶのは俺がやるからさ、車とかで笑」と言われ(は?アタシは現地までどうやって行くんだよ、ワープで行けってことかよ)と思ってしまいました。

でも今よくよく考えたらかねてからUberのリュックが欲しいと思っていたため、お兄さんの言う通り始めればよかったです。

 

そしてここで極め付けのひとこと。「LINEやってる?」です。

タマ・チャンは悩みました。「やってます」は交換の流れを誘発するだろうけど「やってません」なんて見え見えの嘘はつけねえよ…と。

それを後日妻たちのグループで話したら、葵さん(参照:妻たちの話)に「やってますけど交換したくありませんだボケ!!!!!」と説教されました。

 

その後何故か「じゃあ握手しよっか」と言われ、何故?と思いタマ・チャンは滅多に取らない沈黙という形でささやかに抵抗したのですが、お兄さんには伝わっていませんでした。

しかし「ほら、友達、ね(^^)」と手を差し出された時、そのピュアさに抗うことはできませんでした。それはもしかしたら見せかけのものだったのかもしれません。しかしタマ・チャンの目に映るその瞬間の彼は紛うことなきピュアでした。

 

でも「手…熱いね😊」と言われた時には普通に「キッッッッッッッッツツツツッショ!!!!!!!!!!!」と力の限り叫びそうになってしまいました。初対面の相手に言っていいセリフじゃねえだろ。

必死に堪えることができたタマ・チャンは理性の人間であります。

 

 

まぁ同じ駅で降りてこなかったあたりそこそこ良識がある善良な方だったとは思うのですが、マジで意味がわかりませんでした。ナンパなんて相当顔が良くない限りその場のノリと勢いに頼らなきゃ絶対成功しねえのに何長期戦で口説いてこようとしてんだよ、と思ってしまいました。てめえの話術は如何程なんだよ、と。

 

 

ちなみにお兄さんには申し訳ないですが、帰ってから普通にブロックしました。一応LINEを送ってくださっていたので、「こちらこそありがとうございました👨‍🚒」とだけ送ってブロックしました。

あと、これもお兄さんには申し訳ないですが、帰ってからめちゃくちゃ念入りに手洗いました。めちゃくちゃ洗いました。

 

 

ここまでまるで私がマブい女みたいな話ぶりをしてしまいましたが、こういうことには全然不慣れなので普通に怖かったです。

タマ・チャンはセキュリティはガバいですけど、そこまで簡単に落とせる女ではないのです。私は新垣結衣なんですから、もっと真剣に挑んできてください。

 

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